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こどものことば

「かちかちやま」にちなんだ質問
火と水。この二つは、「かちかちやま」のおはなしでは、どちらもたぬきをくるしめるものとして出てきましたが、火と水は、わたしたちのくらしにかかせないものでもあります。もしもこの二つがなくなってしまったら、わたしたちの毎日のくらしはどうかわるとおもいますか。もしも、おうちのガスコンロが使えなくなったら? 火がどこにもなくなってしまったら? すいどうのじゃぐちから水がまったく出てこなくなったら? トイレの水がながせなくなり、シャワーもつかえなくなったら? わたしたちの毎日は、どうなるでしょう? あたまのなかで、こまかくそうぞうして、書いてみましょう。

火がなければごはんがたべられない。火がなければでんきもつかないし水がなければのどがからからでしんじゃうし水がないとあめがないということになるからうみもないってことになるしうみがないってことはまだちきゅうはまぐまのわくせいのままだし、水がないといきものがそんざいしてなかったってことになる。

(2年生・男児)

この答えを読んだとき、とちゅうからなにかのスイッチが入り、そこからどんどん考えが展開していくさまに圧倒されました。問いに答えるという意味では話の脱線なのかもしれませんが、書きながらそれからそれへとうかんでくる考えをむちゅうで書きとめている2年生のすがたがうかんできて、私には印象深い答えでした。

2023年09月30日