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こどものことば

毎週課題に取り組む中で生み出された子供たちの言葉。
こちらが教えているつもりで、いつも多くのことを教わります。
そんな言葉の数々を、かつて子供だったあなたにもお届けします。

*文章は本人および保護者の方の承諾を得て掲載しています。

一月一日の朝、かみさまにしん年のあいさつをしにいくとしたら、あなたはそこでどんなあいさつをしますか。

「いつも見まもってくれてありがとう。」と言うと思います。理由は、一人をずっと見ているのもたいへんなのに、一どにぜんいん見ているなんてつかれてしまうと思うからです。

(2年生・女児)

2023年09月30日

「かちかちやま」にちなんだ質問
火と水。この二つは、「かちかちやま」のおはなしでは、どちらもたぬきをくるしめるものとして出てきましたが、火と水は、わたしたちのくらしにかかせないものでもあります。もしもこの二つがなくなってしまったら、わたしたちの毎日のくらしはどうかわるとおもいますか。もしも、おうちのガスコンロが使えなくなったら? 火がどこにもなくなってしまったら? すいどうのじゃぐちから水がまったく出てこなくなったら? トイレの水がながせなくなり、シャワーもつかえなくなったら? わたしたちの毎日は、どうなるでしょう? あたまのなかで、こまかくそうぞうして、書いてみましょう。

火がなければごはんがたべられない。火がなければでんきもつかないし水がなければのどがからからでしんじゃうし水がないとあめがないということになるからうみもないってことになるしうみがないってことはまだちきゅうはまぐまのわくせいのままだし、水がないといきものがそんざいしてなかったってことになる。

(2年生・男児)

この答えを読んだとき、とちゅうからなにかのスイッチが入り、そこからどんどん考えが展開していくさまに圧倒されました。問いに答えるという意味では話の脱線なのかもしれませんが、書きながらそれからそれへとうかんでくる考えをむちゅうで書きとめている2年生のすがたがうかんできて、私には印象深い答えでした。

2023年09月30日

(三つのお題から一つを選び、それについて作文を書く課題)
選んだお題「自分のせいかくについて。」

わたしのせいかくはいろいろあります。

まずはおく病でこわがりです。お父さんは平日はたんしんふにんなので暗い部屋に物をとりにいくときは本を読みながらいきます。

気の弱いところもあります。さいきんはないけれど、友だちにおこられてないたことはあります。気の強い人と遊んで自分の気持ちをつたえるのが苦手です。

でも、暗いばかりでなく、友だちはいてたくさん話したりじゅ業で発げんしたりします。

家では、いらいらするとおこったり、親におこられると自ぼう自きになったりするけれど、本当は家族でくらすのが幸せです。

(3年生・女児)

2023年09月30日

自由作文

先週、学校に行ったら同級生の○○ちゃんが話しかけてきて、
「ニュースで13才の女の子がお母さんをはもので殺したんだって」
と言いました。私が、
「えー、なんで」
と言うと、
「スマホを買ってもらえんかったけん」
と言いました。

家に帰るとお母さんにそのことを話して私は、
「そのこはそのあとどうなるの」
と聞きました。
すると、
「そのこはどうしてそんなことをしたのか、ちゃんと話さなければならない。そして、大人はそれを調べなくてはいけない」
と言いました。
子どもが大人を殺したのがとてもこわかったです。

(4年生・女児)

2023年09月30日

さいきん、だれかのために、なにかをしてあげたことはありますか。

朝早くつりに行ったのに1ぴきもつれなかったパパをなぐさめてあげました。つぎはいっしょに行ってあげようと思います。(わたしはつりがあんまりすきではありません。)

(2年生・女児)

2023年09月30日

(三つのお題から一つを選び、それについて作文を書く課題)
選んだお題「出会いと別れについて」

ぼくには、ようちえんのころに、家が近くて仲の良い「最高の友達」がいました。しかし、その子は、家庭の事情で引っこしをしてしまいました。ぼくは、泣いて泣いて泣いた後、「ずっと友達だよ。」と思いました。今は、顔も名前も覚えていない、「記憶」の中で友達だけど、いつかまた、会って話したり、遊んだりしてみたいです。

また、ぼくの通っていたようち園は遠くて、小学校の学区が同じ友達は3人しかいませんでした。しかも、お父さんが医者の友達は専門の学校に行くことになりました。だから、2人で学校に行くことになり、最初友達が少なくて、さびしかったです。

このように、ぼくは、出会いと別れをくり返していますが、別れとはさびしいものだと思います。

(5年生・男児)

2023年09月30日

(三つのお題から一つを選び、それについて作文を書く課題)
選んだお題「さんぽの思い出」

私のさんぽの思い出は色々なはっけんです。たとえば私のさんぽではてきとうに道をすすむので、この道は行きどまりなんだとかこのたてもののまわりは道でかこまれているなぁとかをはっけんします。たまにしらない公園にもぐうぜんつきます。その公園であそんだりします。私にとってさんぽは楽しいです。

(3年生・女児)

2023年09月30日

さいきん、誰かに手紙を書きましたか。それはどんな手紙だったのか、よかったら教えてください。

お正月にねんがじょうをかきました。いつもねんがじょうをだしてくれる人にかきました。いつもはわすれているのに、ねんがじょうをかくときだけ、ふっとその人のことを考えます。

(4年生・女児)

2023年09月30日

「しあわせのおうじ」にちなんだ質問
だれかのやさしい気持ちをしって、こころがあたたかくなったことはありますか。そのときのことを教えてください。または、だれかにやさしくしてもらって、こころがあたたかくなったときのことでもいいです。

あります。このまえかいだんでころがりおちた時サラリーマンの人に「だいじょうぶ?」と言われた時、心があたたかくなった。

(3年生・女児)

2023年09月30日

「これまでにみたどんな~よりも」という言い方を使って、文を作ってみましょう。

これまでみたどんなみらいよりもいいみらいがみえた。

(3年生・女児)

2023年09月30日