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こどものことば

毎週課題に取り組む中で生み出された子供たちの言葉。
こちらが教えているつもりで、いつも多くのことを教わります。
そんな言葉の数々を、かつて子供だったあなたにもお届けします。

*文章は本人および保護者の方の承諾を得て掲載しています。

「双子の星」(宮沢賢治作)にちなんだ質問

そして二人はまっ黒な雲の中を通り暗い波の咆(ほ)えていた海の中に矢のように落ち込みました。

●上の文章には、「波の咆(ほ)えていた海」とありますね。このとき海は、どのような状態だったと思いますか。できるだけくわしく、書いてみましょう。

波があらゆる物をなぎたおすように、あれた海だと思います。理由は、咆えるとは「獣が大きな声でなく。」という意味なので、それは獣があれている時に出す声だと感じます。だから、ものをなぎたおすようなあれた海だと思います。

(5年生・男児)

2023年09月30日

(三つのお題から一つを選び、それについて作文を書く課題)
選んだお題「人間の力で天気を変えられる日がくると思うか。」

人間の手で天気を変えられる日が来るかどうか考えてみました。

まず、天気は何で変わるかですが、わたしは雲で変わると思います。だから雲を動かせば天気を変える事ができるのではないかと思います。たとえば、大きな扇風機で雲を動かしたりしたら、天気が変わると思います。そうしたら人間の力で天気を変えたということになると思います。

でも、人間の都合で天気を変えても良いのだろうかと思います。自ぜんにさからうと死んでしまう生き物がいるかもしれないからです。

だから、天気を変えられるようになっても、変えない方がいいと思います。

(3年生・女児)

2023年09月30日

自由作文

私はいつも横だん歩道をわたるとき、車が待ってくれたら急いでわたり、運転手さんにむかっておじぎをします。なぜかというと、前、学校の放送で「〇〇さんが横だん歩道を通ったときに止まってくれた車に向かっておじぎをしていたと地域の人からほめてもらいました。」といわれていて、私もそんなふうに放送されてみたいなぁと思ったからです。

そしてある日の事、給食の時間に急に放送が流れて「今日、地域の人から連絡があり、横だん歩道をわたっていた……」ときたので、「よっしゃー! とうとう放送してもらえる日がきた!」とよろこび、放送に集中していました。ところが、「小さな女の子がおじぎをしてくれていたそうです。みなさんも見習いましょう。」と放送は続きました。

私は身長が〇〇cmもあり、よく中学生に間違われるくらい背が高いので、その「小さな女の子」ではないだろうなと思い、こっそりがっかりしました。この話をお母さんにすると、「あんたすごい打算的だね。」と笑われました。

(4年生・女児)

2023年09月30日

「おおかみと 七ひきのこやぎ」にちなんだ質問
物語の中でおおかみは、うそをついてこやぎたちの家に入ろうとしますが、こやぎたちにみやぶられます。このこやぎたちのように、あなたも、だれかがうそをついていることに気がついたことはありますか。そのときあなたはどうして、その人がうそをついているとわかったのかも教えてください。

考えてみましたが、うそをつかれたことがなかったので、お父さんにうそをついた事があるかをきいてみました。

そうしたら、ない、と言っていたのでうそだと思いました。お父さんがニヤニヤわらいながら話していたのでそう思いました。

(3年生・女児)

2023年09月30日

「おむすびころりん」にちなんだ質問
そうぞうしてみましょう。あなたは今、山にきています。そしておじいさんと同じように、あなをみつけました。さて、このあなはどこにつながっていて、その先には、いったいなにがあるでしょうか。

このあなのさきは海があって村につながっている。そこでくつろぐ。くつろいだあとかえる。いきたいときあなに入る。ままにおこられたとき。

(2年生・女児)

2023年09月30日

自由作文
題「ぼくがぼくと比べて思ったこと」

ぼくは、昨年の4月ぐらいにバスケを始めました。その時は、シュートも入らないし、パスも下手でした。しかし、今のぼくはレイアップは90%の確りつで入りますし、パスも上手になりました。たった1年と2か月で、ぼくはだいぶ成長したと思います。

それでも、成長させたい部分しか、ぼくは成長できませんでした。

ドリブルと声出しは、スピードなどでごまかしているけど、入団したときからあまり変わっていません。だから、次の目標は、ドリブルと声出しにしたいです。

ぼくは、バスケなんて入るつもりもなかったし、友達にさそわれないと、その気があってもバスケはしていなかったと思います。でも、今はバスケが楽しくてやりたくて、しかたがないです。

(5年生・男児)

2023年09月30日

自由作文

私は九月から作文を書いてきていままでに大切なことを三つ教えてもらったと思います。そのことを書きます。

一つは、「質問でなにを聞かれているのか」ということにちゅうもくして書くということです。

二つ目は、「私がこれから書くことを、相手はなんにもしらない。」と思いながら書くということです。

三番目は、自分がほんとうに思っていることを言葉にして書くということです。

それいがいに色々なことをくわしく書いて、もう少し長く書けるようになりたいです。

(4年生・女児)

2023年09月30日

「しょじょじのたぬきばやし」にちなんだ質問
あなたは、おてらに行ったことがありますか。(行ったことがある人は)それは、どんなおてらでしたか。また、おてらはどんなことをするばしょだと思いますか。

*(  )の部分も原文のとおりです。
ねがいごことをするばしょが(なん円でもよくて、わたしたちは5円にしました。)はこみたいなものがおいてあるばしょでした。くじをひいたのですが(わたしがひいたくじは)あんまりよくありませんでした。でも、あんまりよくないくじをむすんでそのあんまりよくないところをなくすばしょがあったので、そこにむすんで帰りました。お寺はおぼうさんがいると思っていましたが、わたしが行ったお寺にはいませんでした。

(2年生・女児)

2023年09月30日

(三つのお題から一つを選び、それについて作文を書く課題)
選んだお題
(ア)ずっと子供でいたい。(イ)はやく大人になりたい。
あなたはどっち? それはなぜ?

*(  )の部分も原文のとおりです。
ぼくは(ア)を選たくします。ずっと子供でいるということは、別のし点から見ると、不老不死ということになります。ぼくは死ぬのがとてもこわいです。昔、死について考えていたら、こわくてこわくて泣くじゃくったこともあります。だから、死なないため、(死にたくないため)(ア)を選びました。

また、人は年をとると苦労はふえていくと思うからです。四年生から五年生に一学年上がると、「高学年だから」という理由で準備や高学年らしさをまわりが求めてくるからです。例えば、「低学年のお手本になるように、しせいよく」や、「低学年を見守る」です。この調子でいくと、どんどん仕事のようなものがふえていくと予想できます。

これらの理由から、(ア)を選たくしました。

(5年生・男児)

2023年09月30日

冬を感じさせる俳句を一句ひねってみましょう。

勝ちたいと 手がかじかんだ ゆきがっせん

(5年生・男児)

2023年09月30日