海外在住者向け作文講座モニター募集のご案内

こどものことば

毎週課題に取り組む中で生み出された子供たちの言葉。
こちらが教えているつもりで、いつも多くのことを教わります。
そんな言葉の数々を、かつて子供だったあなたにもお届けします。

*文章は本人および保護者の方の承諾を得て掲載しています。

時間がたつと変わるものはなんでしょう。反対に、時間がたっても変わらないものはなんでしょう。

時間がたつとかわるものは未来で、時間がたってもかわらないものはかこだと思います。
理由は、未来は、いくらよそうしてもあたらないし、かこでいちどおきた事は変わらないと思ったからです。

(4年生・男児)

2022年02月26日

あなたにとって、たのしくてしかたがないことはなんですか。

すきなアーティストの音楽をききながら本をよむことです。いもうとやお母さんには「音楽ききながらだと本の内ようがあたまに入らなくない?」と言われるけどすきです。りゆうは、本を読みはじめると本の世界のまん中にスタートから近づいていくというかんかくがあって、その道のりの中で、音楽がまん中にいくまでの自分をおしてくれるからです。

 

(3年生・女児)

2022年02月26日

今から百年後、生きていたら、あなたは何歳で、毎日どのように過ごしているでしょう? また、世の中は今とくらべてどう変わっていると思いますか。

私が百年後生きていたら、百十一さい。もう、死がこわくなくなっていると思います。理由は、今は私もみんなも「今と未来」がとても楽しみなので、死ぬのがとてもこわいです。でも、百十一さいになったら、今の私の性格上、明るいので、年を重ねたら「今」だけが大切になると思うので、その時その時を楽しんでいると思うので、いつ死んでもくいがないのかと思います。

そして、その時を楽しんでいるということで、とても元気に、笑顔でくらしていると思います。

世の中は、今ある問題が少しずつ、解決して、今よりもみんなの笑顔が増えると思います。このことは、たくさんの人の願いであります。

(5年生・女児)

2022年02月26日

学校を卒業して、会社で働くことになった友達に、次のようなお祝いのメッセージをおくろうかと思っています。あなたも、「おめでとう」で始まる作文を考えて、だれかにすてきなお祝いメッセージをプレゼントしてみませんか?
(例) 
お おおきな海に船をこぎ出せ!
め いっぱいの力で、
で きれば頭もめいっぱい使って、
と おくの地平線をめざして、
う んと楽しみなあら、進んでいけ!

お おむねはって
め の前はもう明るい
で きるところまでむりをしないで
と きめいてがんばれ
う んめいをかえていけ

 

(4年生・男児)

2022年02月26日

(「ブレーメンのおんがくたい」にちなんだ質問)
この場面で、動物たちはごちそうを食べていますね。あなたにとってのごちそうは、なんですか。

わたしは食べている物ではなくて、まわりの様子でごちそうかはきまると思います。たとえごはんとみそしると魚だったとしても、まわりに友だちがいたりかぞくがいたり、楽しくしゃべっていると、ごちそうに思えてくるからです。

(3年生・女児)

2022年02月26日

1年生の日記から



○月△日
きょうともだちとあそびました。ブランコでえをかいたらゆらゆらゆれてたのしかったです。

(1年生・女児)

2022年02月26日

今週のお話に出てきた次の言葉を三つ以上使って、短い物語を作ってみましょう。テーマは自由。秋にまったく関係なくてもかまいません。主人公は人間でもいいですし、動物でも、植物でもいいです。あなたが自由に決めてください。【  】の言葉を三つ以上使っていれば、あとはどんな言葉や表現を加えてもいいです。作家になったつもりで、あなたにしか書けない物語をつむいでみましょう。楽しみに待っています。
【ススキ/ちぎれぐも/かぜ(風)/トンボ/ゆうやけ】

たぬきはりすをよび、おにごっこをしたりして、遊んでいたら、いつのまにかトンボもいなくなってきて、夜になりました。二人は遊ぶのをやめました。するとたぬきが、「今日は、暗くなってしまったから、遊ぶのをやめよう。でも、また明日も遊ぼう。その時は、二人でゆうやけでも見たいな」と言って、帰りました。しかし、よく日は風がびゅうびゅうふいていて、空にはちぎれ雲がたくさんありました。するとりすが、「こんな天気じゃゆうやけが出ないよ」と言いました。たぬきは、「そうだね」と言ってかたをおとしてススキ林の中にきえていきました。そんなたぬきをりすは、悲しそうな目で、見送りました。

 

(4年生・男児)

2022年02月26日

ぼくの/わたしのまわりのおもしろい人をしょうかいします。

わたしのまわりのおもしろい人は、学校で今同じクラスの男の子です。その子のふんいきは、アニメのキャラクターにたとえると、「ドラえもん」の「スネオ」です。いつもわざといばったりするからです。

その子とのかんけいをせつめいします。二年生のときはじめてクラスがいっしょになりました。せきがえのとき、はじめてとなりになりました。その子はやんちゃ、先生におこられている、といういんしょうがあるので、友だちからは「ドンマイ!」といわれました。わたし自身も「いやだな。」と思っていました。でも、そこですごしていると、だんだんいやではないと思ってきます。その子がおこられていると自分もおこられていると思ってどきどきするけど、その子はわるいことをしても先生にしょうじきに言うところがいいと思います。

つぎに、その子のおもしろいところです。わたしが思うおもしろいところです。まえ、あさの会のときうたいながらろう下をあるいていたとき、みんなもわらっててわたしもおもしろかったし、先生もわらったときもっとおもしろいと思いました。そのとき気づいたことがあります。それは、先生やしんけんな人がわらうと、めずらしくて、その人がわらうくらいなら、と思うと、おもしろいと思うことです。その人がいるとクラスのふんいきが、明るくなります。来年も同じクラスになれたらいいです。

 

(3年生・女児)

2022年02月26日

「へいわじゃない」と思うときは、どんなときですか。

それは、母がおにのようにおこる時です。ぼくがわるいことをしたからおこっているのですが、ぼくは、それい上におこっていると思います。

 

(4年生・男児)

2022年02月26日

次の文を、すらすら言えるようになるまで何度も読んでみましょう。

 ぎおんしょうじゃのかねのこえ
 しょぎょうむじょうのひびきあり
 *さらそうじゅのはなのいろ
 じょうしゃひっすいのことわりをあらわす
 おごれるひともひさしからず
 ただはるのよのゆめのごとし

                       *「しゃらそうじゅ」とも。


読んでいて、どんな感じがしましたか。

この文は、何かの音や、色や、物事を昔の言葉で表していて、なぜか良い気もちになりました。

 

(4年生・男児)

2022年02月26日